ロータリー青少年交換プログラムは、ホストファミリーによって支えられています。青少年交換学生のホストファミリーになって、国際理解と平和の推進に貢献しながら、かけがえのない思い出を作りませんか?
ホストファミリー
ホストファミリーの体験談
以下は、青少年交換来日生のホストファミリーをしてくださったご家庭の体験談です。
大竹ファミリー
お住まい:東京都中央区
ホストクラブ:東京芝ロータリークラブ
2018年の12月から3カ月間ドイツ人の女の子、2019年の12月から3カ月間アメリカ人の女の子のホストファミリーをさせていただきました大竹由起子と申します。
ホストファミリーには興味があるけれど実際、留学生を家に招き入れるのはどうなのかなと思っていらっしゃる方々に、ぜひとも読んでいただきたいと思い筆をとらせていただきました。
私は中央区のさほど広くもないマンションの一角に主人と高校生の長女、長男、中学生の次女、犬2匹と暮らしています。たまたま長女と長男がそれぞれ全寮制の高校に進学したため、子供部屋に空きがでました。とはいえ、6畳ほどの狭い部屋。主人はせっかく海外から来ているのに、気の毒ではないか。と申しておりましたが、私は、むしろ、これが東京の生活!それが嫌なら、そもそも日本になんて来ないでしょう。と思っておりましたので、なんの躊躇もありませんでした。
日本人は、おもてなしの文化があるため、留学生といえども、お相手をしようとする傾向があるかもしれませんが、彼らはお客様ではないので、むしろ、普通の日本の生活を経験させてあげる方がいいと私は考えます。
我が家はこんな感じだけど、わからなかったら聞いてね。と伝え、あとは、普段通りの生活です。言葉に関しても、日本語を学びに来ているのだから、こちらがあえて外国語を話す必要はなく、万が一の時は携帯という便利なものがあるので、心配はいらないのです。
そんなわけで、会話も普段通り。強いて言えば、留学生が日本語を話せるように、母国の話や、学校での話を聞いてみたりする程度でした。お休みの日は、自分で予定を入れたりしているので、お互いの空いている日をみつけて、遊びに行ったりしました。
子供たちは、お互いの宿題のサポートをしあったり、話したりしていたようで、次女は、私もホームステイの形で留学をしたいと言い出しています。彼らの考え方や日本での生活ぶりをみることで、受けた刺激は想像以上だったようです。帰国後もSNSを通じて、もちろん、交流が続いています。生涯忘れることのない楽しく、貴重な経験でした。